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栃木県の労働市場について <厚生労働省 栃木県労働局 令和4年7月29日発表 6月統計データ抜粋>



【求人倍率の動向】

○ 有効求人倍率(※季節調整値) は1.16倍、前月より0.01ポイント上回った。全国順位は第38位。

○ 新規求人倍率(※季節調整値) は2.17倍、前月より0.16ポイント上回った。

○ 有効求人数(パートを含む※原数値) は39,069人、前年同月より11.3%増加、15ヵ月連続して対前年比増加。

○ 新規求人数(パートを含む※原数値) は14,687人、前年同月より9.2%増加、16ヵ月連続して対前年比増加。


〈建設業〉  

  前年同月比1.0%減少。3ヵ月連続して前年比減少。 公共工事の受注増加に伴うものや従業員の高齢化に伴う世代交代のための募集など、慢性的な人手不足による求人が引き続き提出されている。


〈製造業〉  

  前年同月比11.6%増加。16ヵ月連続して前年比増加。コロナ禍で需要が増加した健康食品製造の求人や医療機器製造の求人が提出されている。一方で、個人活動の活発化に伴い売れ行きが好調なお土産用菓子製造の募集もみられた。そのほか、建設機械増産に伴う期間工求人など幅広い業種からの求人提出があった。


〈卸売業、小売業〉  

  前年同月比5.3%減少。3ヵ月ぶりに前年比減少。 スーパー、コンビニエンスストア、道の駅からの求人が複数みられている。来店者数増加に伴い、より人手不足となっている様子。昨年は新規に店舗を開設する事業所などから、スタッフ募集の求人が多く提出されていた    こともあり対前年比減少となった。

〈宿泊業、飲食サービス業〉

  前年同月比63.1%増加。5ヵ月連続して前年比増加。宿泊業は前年同月比77.2%の増加。観光客や修学旅行客が増加したことに伴い、旅館、ホテルやグランピング施設からの求人が複数みられた。飲食業は前年同月比49.2%の増加。コロナの落ち着きに伴い外食需要が増加し全国展開をしている複数の飲食店から求人提出がみられたほか、新規やリニューアルオープンのための求人もみられた。


 〈生活関連サービス業、娯楽業〉

 前年同月比22.0%増加。3ヵ月連続して前年比増加。 修学旅行のホテル等宿泊者増加に伴うリネン業者からの求人が複数みられた。また、プールや複数のアミューズメント施設での夏休み期間を中心とした、施設運営スタッフの求人が提出されている。


〈医療、福祉〉

  前年同月比4.3%増加。2ヵ月連続して前年比増加。慢性的な人手不足分野であり更新求人やコロナ禍で離職した者の補充求人を含め多くの求人が提出されている。 感染状況の落ち着きから個人病院からの求人もみられている。また、福祉施設開設に伴う求人も提出された。



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